酒徒行状記

民俗学と酒など

地底40m

 地下40mに潜ってきた。
虎ノ門で行われた東京ジオサイトの地下共同溝の見学プロジェクトhttp://www.geo-site.jp/に行ってきたのだ。

 地下共同溝とは現在、バラバラに地下に作られる上下水や電力線・光ファイバーなどの各種ライフラインを一つの大きな共同の地下溝を作り、そこで集中管理をするものである。
半年ほど前に工事がはじまり、現在は半ばまで掘られている。この工事現場とシールドマシンを見るというのが趣旨である。

 地下40メートルを頼りなげな工事用エレベータで降りていく。思ったより深いという気はしなかったが、後で現場の人に聞いたら横にシールドで掘るより縦のほうが大変だという

 シールドマシンはいっぺん掘り出すと、先端部は工事が終わるまで見ることが出来ないのだという(工事が済むと、刃のみ解体され、躯体はそのままトンネルの一部になるという。
シールド工法がフナクイムシから思いついたというのが体感できた。

 重厚長大な機器やシールドの壁を見ているとまるで気分はエヴァンゲリオンジオフロントである。(たとえが古くてスマン)


 ちなみにこのイベントはデイリポータルZで知ったのだが、来てたのは文化系な秋葉原なお兄ちゃんが多かった気がした。
応援メッセージにマジンガーZを書くのはいいのだが、解説員のおねえさん(メットに名前が書いてあるのだ)の名前を書いて「○○さん萌えー」って書くのはどうよ?