酒徒行状記

民俗学と酒など

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

レモンサワー

不忍池から五条天神社、穴稲荷なんかを見て寛永寺を拝む。 穴稲荷でははや梅が咲いていた。 早稲田の穴八幡にも似たような話があったように思うのだが、穴と稲荷の関係ってのは何かあるのかしらん。 冬牡丹は見ず。体が冷えたので、アメ横に行ってガード下の…

神道一心流

弁天さまの傍には扇塚、河豚塚、それに昨年ネット界を騒がせた「眼鏡の碑」なんかがある。眼鏡の碑は丁度、眼鏡をかけたメガネっ娘が熱心に碑文をよんでいるところで、そういうのが好きな好事家にはたまらぬであろうと思われた。 さてその中に櫛淵虚冲軒先生…

弁天さまのお告げ

ヒスイ展を見た後は、科学博物館の新館展示を見てきた。たしかにリニューアルされた新館展示の方が、ヒスイ展よりも面白いというのは頷ける話であったが、あまりに大量な展示のため、ゆっくり見ることが出来なかった。 私一人なら、一日かけてみることも出来…

国立科学博物館 翡翠展

上野の国立科学博物館に翡翠展を見に行った。 先に見に行った知人やネットの評判では、ヒスイ展よりもリニューアルした新館展示のほうが面白いとのことであったが、出雲大社の勾玉と清代の翡翠白菜を見たかったのだ。 本来は一人で行くはずであったが、会社…

チリチリ

「雪が見たいなぁ…」 二宮ひかる『ベイビーリーフ』のなかのセリフである。 『ベイビーリーフ』は前作『ハネムーンサラダ』の主人公とヒロイン、夏川実と斎藤遥子の中学生時代の恋愛と別れを描いた前日談である。*1 この中のエピソードで、上記のセリフを遥…

茎茶

二宮ひかるの作品で出てくるもので一番飲んでみたいのは、実は『ナイーブ』に出てきた「茎茶」だったりする。 というか、既に時々買って飲んでたりする。 私の職場では、女性がお茶汲みをするという風習はすでに廃れてもうないので、自宅で自分で淹れて飲む…

二宮ひかるのオススメの店

e-s booksで『二宮ひかるの世界』と題した特集が組まれ、二宮ひかるのインタビューが載ったことがある。http://search.esbooks.co.jp/esb/author/20021227ninomiya/01.html この中に「よく行く店、お勧めの店」として ロシア料理「ソーニャ」(長原)・ とう…

二宮ひかるの酒観に関する考察

何度かコメントを頂いているLettusonlyさんのところの『ある二宮ファンの日記』(http://d.hatena.ne.jp/Lettusonly/) の2005年1月17日(http://d.hatena.ne.jp/Lettusonly/20050117)と18日の記事(http://d.hatena.ne.jp/Lettusonly/20050118)で二宮ひかる『…

備忘録:並木伸一郎と南條竹則

上の文章を書いている時、「あれ、並木伸一郎って南條竹則の変名じゃなかったか」と一瞬悩んだがこれまた思い違いで「南條竹則の変名は並木二郎」であった。以前南條氏ご本人から直接伺ったのになんとも情けないことじゃ。メモ代わりにここに記す

ツンデル萌え

皆さんは、「ツンデレ」という語ご存知であろうか? 私は寡聞にしてこの語を知らず、ネットサーフィンしてたまたま知ったのだが、初めに見たときは前後の文脈からも文意を推測することができなかった。本来ならその場でグーグルなどで意味を確認すればよかっ…

『草の乱』

なかのZEROホールにて『草の乱』を見てきた。 この映画は秩父事件を扱ったものだが、丁度、今、関係する大学で小鹿野町の民俗調査をやっていることもあり、気になって見に行った。 ストーリーは明治政府の逮捕を逃れて北海道で隠れ住んでいた困民党の幹部が…

永田町の「萌え?」

今日は呑むまいと決めていたのに、よく可愛がってもらっている上司に「残業済んだら新年会がてら呑まないか」とお誘いを受ける。 日ごろお世話になっている方への御挨拶ぢゃ。意志薄弱という莫れ。「喜んで」と答えておいた。 場所は、全国町村会館というビ…

初飲み会

会社の同僚4人で初飲み会をした。 赤坂見附の「珍竹林」へ。以前、同僚と呑みに行ったことはあるが、どういう店なのか記憶がなかった。いつものように酔っ払いすぎたわけでなく、オフィス街によくある和風の居酒屋という感じで、とりたてて印象に残る店では…

かるかん、うまい

九州は人吉出身の課長が帰省のお土産にかるかんを買ってきてくれた。 九州に知り合いがあまりなかったため、かるかんは小さい頃は食べたことがなく、大人になってから知った味だった。 柔らかくふうわりと溶けるような溶けないような食感と、かすかな甘さの…

伝説なき地

NHKの『大自然スペシャル南米マラカイボ湖 謎の閃光を追う』を見た。 番組はベネズエラのマラカイボ湖で「マラカイボの灯台」と呼ばれる謎の発光現象を追うものだが、見たのにはわけがある。 それはちょうど先日読んだ船戸与一の『伝説なき地』の舞台がマラ…

購入『魔法探偵』南條竹則著 集英社刊

夕方、中野のあおい書店まで行って購入。やはり面白い。あっという間に半分読み終えた。 今回の主人公は千住でもつ煮をよく食っている。去年の12月31の記事で私も北千住の「大はし」のことを書いたが、千住でもつ煮と焼酎を呑みに近いうちに行こうと思う。

『フェニー』を呑む

正月の祝い酒に父親が「フェニー(fenny)」という酒を出してきた。 フェニーとはインドのゴアで造られる地酒で、ココナッツやカシューナッツを原料として造られる蒸留酒であるらしい。(参照http://www.bekkoame.ne.jp/ha/proof/menu/others/OTHER_fenny.ht…

都内某所で発見された純トロ

都内某所で発見された純トロ*1 末端価格16円/g−−− *1:純トロってのはトルエンの略語。関西弁かも知れぬ。暴走族の兄ちゃんなんかが吸って気持ちよくなるらしい。ちなみにとろろ昆布は、お椀にとろろ昆布をしいて、梅干入れてお湯をかけて作る、簡易お吸い物…

福袋

スーパーでは年の初めの例しとて福袋が売られていた。 酒の福袋ってどっかないかな?あれば買いたいものだと思う。 5千円から1万円くらいでビール券やらウイスキー・ワインなんかを取り混ぜて売るの。結構いいアイデアと思うのだが。

ズブロッカ

ズブロッカを近所のスーパーで買った 今年の初買いじゃ。660円なり。 何故か正月になるとズブロッカを呑みたくなる。青いバイソングラスの匂いが春を感じさせるようでなんとなく正月に合う気がしている。 いうなれば私にとってのお屠蘇である。まあ、ポーラ…

新年、せめて酒徒行状記らしく

あけましておめでとうございます 写真は12月の暮れに調査した秩父小鹿野町の古鷹神社の門松立てです。 門松の用意は珍しい行事ではないですが、近くの山林で松を切るところから追っかけて見せてもらえたのは大変有意義でした。 さて今年の口切の一杯目はカ…