酒徒行状記

民俗学と酒など

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

剣術を使う者ほど・・・

3日間、鹿島神宮で古武道の合宿に行ってきた。 なぜ、鹿島神宮で合宿かというと、私のやっている古武道の流派が鹿島神宮の祭神建御雷命(タケミカヅチのミコト)を祀る流派であるからであり、合宿の最後には神宮に奉納演武が行われるからである。 正式な流派…

生島治郎

帰りに立ち寄った東中野のBook offで生島治郎の作品が100円で並んでたのでやはり買う。 最近はまっているのだ。買ったのは『死ぬ時は一人』『死はひそやかに歩く』 明日から、鹿島神宮へ古武術の合宿に行くので、移動中にいくつか読んでしまおうと思う。

異形コレクション

馬場のBIGGOXでは古本市がやっていた。 井上雅彦監修の『異形コレクション』が売っていたので、買う。 このコレクションは南條竹則の短編が入っている巻があるので、前から欲しかったのだ。入手できたのは2冊。3巻「変身」と8巻「月の物語」。24巻の「…

高田馬場「ガーリックチップス」

口をはっかはっかさせながら店を出て、口直しに二軒目、馬場のBarガーリックチップスへ行く。 ここはフライドポテトが旨くて学生時代よく食いに来ていた。 当時は今以上に自由になる金もなく、それでも、白木屋やら養老之瀧でなく、バーで呑みたかった私は、…

タイ風ラーメンティーヌン

知り合いと高田馬場の『タイ風ラーメンティーヌン』へタイ料理を食いに行く。 別にこの日来た台風とタイ風を掛けているわけではない。たまたまこの日に予定をしていたら、台風がぶち当たったのであった。 タイ料理はあまり今まで食ったことがなかった。辛い…

銀河通信

ラジオドラマで思い出したのだが、谷山浩子を知ったのもこのラジオドラマであった。作品名は忘れたが、EDに「銀河通信」と「うさぎ」が使われていたのだ。 このうち、「銀河通信」なのだが、精神医学者でSF評論家の風野春樹氏がこの歌と絡めて、ブログ論を…

ラジオドラマの記憶

友人に連れられて、池袋サンシャインに劇団キャラメルボックスの芝居を見に行った。演目は『スケッチブック ボイジャー』。 もともと私は芝居を見る趣味はないが、キャラメルボックスは成井豊が演出をしているという話を聞き、以前から見たいと思っていた。 …

麻布十番祭り

昼に永福町で古武道の稽古をした後、先生のお宅で、宅配の中華と暑気払いのビールを軽く頂いていると、友人から「麻布十番祭りに行かないか」とメールが入った。 麻布十番ならば、温泉もあるので稽古のあとの汗も流せるし、筋肉痛の予防にも良かろうと思って…

怪味茄子定食

小岩まではバスで40分くらいだった。 小岩駅に着くと丁度小岩神社の秋の祭礼で、町中にちょうちんがぶら下げられ、まつりの太鼓がなりひびいていた。 途中、「どですか書店」という古本屋で東直己の「義八郎商店」を発見。購入する。 店の入り口で、神輿が通…

葛西紀行

8時半ごろ起床。S氏と朝飯を食いに行く。葛西は思ったよりも栄えている。 グルメドールというファミレスで私は朝粥定食、S氏は卵雑炊定食を頼む。 起きたときはまだ頭が寝ぼけていたが、食べると目が覚めた。 グルメドールにてS氏と別れ、折角なので、遅れて…

哀・戦士

三軒目を出てカラオケに入って二人で歌っていると、Sさんから、今晩、衛星放送でガンダムの映画が放映されるという話を聞く。 ウチには衛星放送はないので、Sさんちで泊って見せてもらう事にする。実は1stガンダムを見たことがなかったので有り難かった。…

ヒキの悪い日

自慢ではないが、不思議と旨い店を見つける嗅覚が自分にはあると思っている。 中野の「ジョージアムーン」なんかもネットやガイドブックなどを見ずにたまたま自分の嗅覚で開拓した名店だし、池袋の日本酒月星を看板にした居酒屋(店の名前はいつも覚えられな…

司馬遼太郎『箱根の坂』

読了。司馬の室町時代感が分かって面白かった。北条早雲が果たしてこのような好人物であったかは、ちょっと疑問ではある。

生島治郎『夢なきものの掟』

日本の冒険小説・ハードボイルド作家の草分け、生島治郎の作品を初めて読んだ。 時代が(書かれた当時の)現代ではなく、日華事変直前の上海を舞台にしているせいか、古さをあんまり感じさせない冒険小 説であった。どうしても古い時代の日本のハードボイル…

広江礼威「翡翠峡奇譚」

こちらはブックオフで立ち読み。徳間書店の古い版。最近新しい版で復刊されたらしいので、だいぶ放出されたのだろう。100円のコーナーに並んでいた。 今、広江が書いている『ブラックラグーン』よりも絵は荒く、時代を感じさせるが、ストーリーもコメディな…

朝松健『魔犬召喚』

朝松健は今まであまり読んだことがなく『肝取村鬼譚』『崑央(クン・ヤン)の女王』『邪神帝国』くらいしか読んだことがなかった。どれもクトゥルフ物なのは、やはり中学生時分、矢野健太郎の漫画からCTULHUにはまったせいだ。(試してみたら、今、「ふんぐ…

藤水名子『戦国餓狼伝』角川書店

藤水名子を知ったのは、中学生から高校生になるくらいのときだった。 中学3年生の頃は中国文学にかぶれていて−平凡社の『中国古典文学大系』を片っ端から読んでいた−その一環で、この『開封死踊演武』をはじめとする藤水名子の一連の中国を舞台にした時代小…

突如再開

とある図書館に篭って本を乱読してみた