酒徒行状記

民俗学と酒など

2005-08-17から1日間の記事一覧

広江礼威「翡翠峡奇譚」

こちらはブックオフで立ち読み。徳間書店の古い版。最近新しい版で復刊されたらしいので、だいぶ放出されたのだろう。100円のコーナーに並んでいた。 今、広江が書いている『ブラックラグーン』よりも絵は荒く、時代を感じさせるが、ストーリーもコメディな…

朝松健『魔犬召喚』

朝松健は今まであまり読んだことがなく『肝取村鬼譚』『崑央(クン・ヤン)の女王』『邪神帝国』くらいしか読んだことがなかった。どれもクトゥルフ物なのは、やはり中学生時分、矢野健太郎の漫画からCTULHUにはまったせいだ。(試してみたら、今、「ふんぐ…

藤水名子『戦国餓狼伝』角川書店

藤水名子を知ったのは、中学生から高校生になるくらいのときだった。 中学3年生の頃は中国文学にかぶれていて−平凡社の『中国古典文学大系』を片っ端から読んでいた−その一環で、この『開封死踊演武』をはじめとする藤水名子の一連の中国を舞台にした時代小…

突如再開

とある図書館に篭って本を乱読してみた