酒徒行状記

民俗学と酒など

異形コレクション

 馬場のBIGGOXでは古本市がやっていた。
 井上雅彦監修の『異形コレクション』が売っていたので、買う。
 このコレクションは南條竹則の短編が入っている巻があるので、前から欲しかったのだ。入手できたのは2冊。3巻「変身」と8巻「月の物語」。24巻の「酒の夜語り」は既に持っているので、後は5巻「水妖」と7巻「チャイルド」と28巻「アジアン怪綺」を探さねば。でも南條さんのホラーって、いまのところ読んだ限りそんなに怖くない気が・・・これは氏の人柄の良さのせいかしらん?
 氏の温泉&怪奇エッセイ『幻想秘湯巡り』はいくつか怖い-あたかも、暗い風呂場で一人髪を洗ってる時に感じる恐怖に似た怖さ-随想があるのだが・・・