酒徒行状記

民俗学と酒など

タイ風ラーメンティーヌン

 知り合いと高田馬場の『タイ風ラーメンティーヌン』へタイ料理を食いに行く。
 別にこの日来た台風とタイ風を掛けているわけではない。たまたまこの日に予定をしていたら、台風がぶち当たったのであった。
 
 タイ料理はあまり今まで食ったことがなかった。辛いのがそんなに得意ではないので敬遠していたのだ。
 よって、大学が早稲田だったので早稲田・馬場はよく根城として飲み歩いていたものの、このティーヌンには来たことがなかった。

一品目、シンハーと生春巻き。
 生春巻き、タイ料理のお約束で、4種類の調味料がテーブルに載っているが、何にもつけなくても辛い。旨いがベトナム料理の生春巻きのゴマ味の方が好きかも。
 一緒に行った知り合いはビールが呑めないので、水で我慢してもらう。屋台風の店のためかビール以外の酒類やソフトドリンクが一切ないのだ。
 シンハーは旨い。願わくばもっと暑いときに呑みたかった。

二品目、トムヤムクンラーメン
 旨い。酸味と辛さがなんともいえない。これなら私でもいくらでも食える。
 クンはエビという意味とのこと。旨さでビールが進む。しかしこれが次の品の時に敗因に繋がるのであった。

3品目
 辛目のチャーハン。目玉焼入り
 タイ料理名は忘れた。
 これが辛いのなんの・・・。友人は実際タイにいって料理を喰って来た人間だが、さすがに辛くて箸が進まないようであった。私も、必死の思いで平らげたものの、かなりしんどかった。頼みのビールも二品目で飲み干してしまい、さすがに相手が飲まないのにこちらが二本呑むわけも行かず、水でごまかしごまかし食うことが出来た。
 総論としてはトムヤムクンはまた食いたいが、他のはもう一回食べたいとはあまり思わなかった。