酒徒行状記

民俗学と酒など

用心鉄(トリガーガード)の切り取り方

 ギャビン・ライアル『ちがった空』『もっとも危険なゲーム』『死者を鞭打て』読了。
どれも再読。ただし、『死者を鞭打て』は以前はあまり面白くなく感じて斜め読みだったので、今回はじっくり読む。
 ギャビンライアルの小説には、「銃の登録番号を消すのは素人のやり方だ。摘発された時に言い逃れが出来ないからだ。本当のプロは早く引き金が引けるよう用心鉄を切り取る」という内容の話出てくるるのだけれども、これは本当だろうか?

 早く引き金を引くために(あるいは手袋でも引き金をひけるように)トリガガードの穴の部分を大き目にしたり特殊な形状に設計してある銃の話を聞いたことはあるのだけれども、トリガーガードを完全に切り取ると、何かの拍子で引き金が引かれて暴発する危険があるんじゃなかろうかと素人心に思うのですが。
  
 もっとも小型のデリンジャーとか猟銃とかでは、はじめからトリガーガードがないものもあるようだし、ハンマーロックがあれば大丈夫なのかも知れない。
 詳しい方に教えていただければ幸いである。