酒徒行状記

民俗学と酒など

承前

 12月の暮れ、素直に書くとクリスマスの時期なのだが、久々に民俗学のフィールドワークに出かけることにした。(というわけでクリスマスは秩父あたりの山中を一人、農家の爺さん婆さんに聞き取りして回るのである。なんとも侘しいことである。うはは、クリスマスが何ぼのもんじゃい、25日は大正天皇崩御の日じゃ。大正天皇の御遺徳をしのんで、皆で紙を筒状に巻いて遠眼鏡がわりにするhttp://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/daitoasensootou_taisyotennoco_kikoco.htmという日に決まっておるわ)
 ここんとこ飲んでばっかでろくに学問をしていないので、少し自分に活を入れるべく、本多勝一『ルポータージュの方法』の本を読んでいる。
 で、そのなかに「日々のメモでもなんでも、書き癖をつけろ」というのがあったので、やはりそれに従い、久しく書いていなかったこの雑文を改めて書くことにする。