酒徒行状記

民俗学と酒など

十条のカレー

 会社を早退けして十条の帝京医大病院に向かった。
 体調が悪かったのではなく、保険会社に提出する診断書を貰いに行ったのであった。
 去年の4月に風呂場で足を滑らせ、風呂場の窓ガラスで手を切り、五時間半の手術・一ヵ月半の入院・約半年の通院をしていたのであった。血管・腱・神経を切る大きな怪我で、一時は「趣味の剣術ももうだめかも」と深刻に悩むものであったが、無事、後遺症もなく回復した今となっては、珍しい体験をした良い思いでとなっている。