酒徒行状記

民俗学と酒など

小田原酒場めぐり第1回 スタミナ道場ゆう助

 駅前から徒歩3分くらい。有名な守谷パンの先。
 大将と女将さん2人でやっている。古いがよく手入れされた店内は、オーラが出ているというかなんというか、これはいい店だとわかるつくりになっている。

 料理は焼き鳥メイン。朝採りのものしか使用しないのと、人気店らしく8時前には結構な品が品薄になっていた。

 食べたのは、ペタ(皮の高級部位)、レバー、正肉、焼き鳥は2本ずつで4、500円。多少高めかなと思ったけどだしている肉を見たら、味と言い、量と言いちょうどよかった。
 また鳥刺しも食べる。最近鳥刺しを出す店が減っているのだが、ありがたい。

 今回は食べられなかったが、塩辛やじゃがいも・カブなど野菜も旨いらしい。
 塩辛は大きい真烏賊が最近が入っていないので、今は作っていないとのこと

 酒はレモンサワーと日本酒2合をのむ。
酒にはあまり力を入れていないのか、凝った地酒はあまりない。ウイスキーロバートブラウンで懐かしい。

 御嶽のニュースなどを見ながら、店の人や客と談笑。
 店の人は「箱根が噴火したら小田原も終わりだし、いつ噴火するのがわからないのは怖いねえ。(常連の女性を見ながら)もう会えるのも最後かもよ。」などと話している。また「子供のころ夏休みに気温と天気をはかる宿題があったて、消防署に記録を見せてもらいに行ったりしたけど、そのころは30度なんてなかったのに」と温暖化の話をしていた。

 土日祝が休み、店は5時開店だが、炭火がつくまで45分
くらいかかるとのこと。
  
 気持ちの良い清潔な店という感じで大変良かった。 また行こう。